カングー2に限らず最近の車はアイドリングストップが付いている車両が多いですよね?カングーにもアイドリングストップが付いているのですが、私はいらない派です。
なので納車三日後にはキャンセルしました。キャンセルする方法はいくつかあると思うのですが、市販されているキャンセラーはそこそこ値段がするし、取り付けに時間がかかります。さらに、大体のキャンセラーはエレクトロタップで純正の配線から電源や信号を取るので、純正の配線を傷つけてしまいます。
個人的には純正の配線を傷つけるのが1番嫌なので別の方法でキャンセルすることにしました。もしもカプラーオンで取り付けできるキャンセラーがあればそちらを購入したかもしれません。
1.アイドリングストップをキャンセルする方法
アイドリングストップするにはいくつもの条件があり、その条件すべてを満たす必要があります。
反対に言うと、その条件のうち一つでも満たしていないとアイドリングストップすることができません。この条件を利用してアイドリングストップをしないようにしていこうと思います。
私がキャンセルするために触った場所は、ボンネットのセンサーです。
アイドリングストップをするにはボンネットが閉まっていないといけません。そのためボンネットのキャッチの部分にセンサーが付いています。そのセンサーのカプラーを外し短絡させてボンネットが開いていると車両側に認識させるわけですね。
2.ボンネットセンサーの位置
そのカプラーがこちら。最初の写真はキャッチ部分の開口部から、2枚目の写真はエンジンルームの真上ぐらいから撮っています。


このカプラーを外します。外すには左側のカプラーの下(地面側)にあるツメをおさえながら外します。外した後のツメを撮ってみました。

こんな感じになっています。ずっと外していないと固いかもしれません。
3.短絡の方法
こちらのカプラーを短絡させるのですが、今回使用するものはこちら。クリップとインシュロックですね。
クリップを約15mmにカットしまして、適当にU字に曲げます。



この曲げたクリップを先ほど外した左側のカプラーに差し込みます。

これで完了です。あとはカプラーの配線を周りの適当な配線にインシュロックで束ねて、水が入らないように下へ向けておきます。私は下の画像の位置に束ねました。

気になる方はカプラーにビニールテープを巻くなどして防水対策をしてもいいかもしれません。
私は画像の状態で4年以上乗っていますが特に不具合はありません。クリップが錆びてきたぐらいですかね。
4.テスト走行へ
作業が完了したらテスト走行をしましょう。少し走らせて停止した時にメーターに下の写真のマークが表示されてアイドリングストップしなければ成功です。

お手軽にできてお金がかからないことが最大のメリットですね。
人によってはインシュロックを持っていない方がいるかもしれませんが、インシュロックはホームセンターで数百円で売っています。全くお金をかけたくないのであれば、紐のように縛れるものなど家にあるもので代用してもいいと思います。
デメリットとしては信号などで停止した時に上の画像の表示が出ることぐらいですかねぇ。気になる人はこのキャンセル方法は向かないかもしれません。私は全く気にならないのでこのままで乗っています。