私は今まで台所の排水口のヌメリ掃除を週2回やってきました。それでも毎回ヌルヌルしており、掃除が面倒でもしょうがないかなと思っていました。
そんな時、近所のホームセンター「DCM」で買い物をしていた際に、たまたま「排水口のヌメリ取り」という商品を見つけました。見つけた際は、「こんなのでホントにヌメリが取れるの??」ってな感じで半信半疑でした。
しかし、ダメだったとしてもいいかと思い実験がてら購入してみることに。
1.現状確認
【排水口のヌメリ取り】に取り換える前の状態はこんな感じ。

よくある何の変哲もない状態ですね。
カバーを外して、いつも掃除しているゴミ受けなどを取り出します。写真には撮っていませんが、ゴミ受けには使い捨てのネットを取り付けて毎回の清掃が楽になるようにしています。

上の写真の右側の部品をワン(椀)というらしいですね。ワントラップや防臭椀など呼び名がいくつかあるみたいですが、今回はワンと呼ばせてもらいます。
2.商品説明【排水口のヌメリ取り】
私が購入したものは、DCMブランドの「排水口のヌメリ取り」という商品です。あの「激落ちくん」との共同企画らしいです。

まずはパッケージを見ていきましょう。


まず最初の注意点としては、ケースの直径が145mmなので台所の排水口の直径が大きすぎても小さすぎても取り付け不可です。実際に測ってみました。

約147mmぐらいでした。これなら取り付けできますね。
ちなみに最初にホームセンターでこの商品を見つけた際は、家の排水口のサイズが分からなかったので購入せずに帰りました。帰ってから排水口のサイズを測って、自分の家の排水口に取り付け可能だと分かったので後日ホームセンターへ行った際に購入しています。
次は実際に取り付けるケースを見ていきます。


中央に見覚えのある顔がありますね。簡単に取り外し可能になっています。この白いケースの中にヌメリをとる固形の錠剤が入っているわけですね。水を使用することで徐々に成分が流れていくと。とてもシンプルです。
ちなみに中央の白いカートリッジは詰め替え用も販売されており、今回同時に購入しておきました。

ケースのパッケージにも記載されています。

ちなみにお値段は、ケース付きの物で約400円。カートリッジ2個で約300円でした。
3.取り付け
取り付けと言ってもただ変えるだけなので秒で終わります。

終わりました(笑)
我が家の直径は147mmなので若干の遊びがあります。問題はなさそうなのでそのまま使用してみます。
4.約2週間使用してみて
交換してから約2週間使用してみました。まずはヌメリに関してですが、ずばり全くヌメリがありません。これはかなり驚きました。今まで金たわしで一生懸命擦っていたのがウソみたいです。
もう1点驚いたことがあります。排水口内部のワンが交換後の初回の掃除のときにかなり綺麗になっていたんです。


ここまでキレイになるなんて思っていなかったので、最初の汚れた状態の写真は撮っていないんですよねぇ。残念!!
言葉で説明すると、表も裏も全体的に黒っぽくなっており文字の隙間なんかは特に真っ黒でした。ヌメリがない事にも驚きましたが、それ以上にワンのキレイさには驚きましたね。
パッケージには効果期間が約1か月と記載されていますが、2週間使用した状態のカートリッジの中を見ると半分ぐらいになっている気がするので、我が家の使用環境ならパッケージ通りの約1か月は持ってくれそうな気がします。
5.気になる点
これまではいい所を挙げてきましたが、もちろん悪いところもあります。
それはずばり、中央のカートリッジ部分にゴミが溜まります。その為、ほぼ毎日カートリッジを外して内部のゴミをとる必要が出てきます。取らないと不衛生ですからね。特に今のような夏場は。
この点だけはどうしようもないですね。ケースの形状が悪いとしか言いようがないと思います。今回のような商品は他メーカーからも出ているので詰め替えのカートリッジを使い切ったら他メーカーの物に変えようと思います。
ちなみに私が行ったDCMでは「Kaoのヌメリ取り」が置いてあったので、次回はこちらを試してみる予定です。値段は約700円と若干高くなってしまいますけどね。

あとはケースの素材がプラスチックなのでどれくらいの期間もつのか気になる所。いつか経年劣化でボロボロになるのかな?と疑問に思っております。Kaoの商品は、本体がプラスチックとゴムの2種類あるんですよね。
6.カートリッジの交換時期
私がヌメリ取りを使用してから約1か月たちました。正確に言うと、7月31日に取り付けて本日は9月7日です。38日経っています。
本日ゴミ受けに取り付けている使い捨てのネットを交換した際に、ゴミ受けやワンに少しですがヌメリがあることに気が付きました。1週間ほど前からヌメリ取りの錠剤がほとんどなくなっていたことは知っていたので、交換時期になったと思いカートリッジを交換することにしました。
交換自体はとても簡単で記事にするようなことでもないのですが、自分への記録もかねて記事にすることにしました。
カートリッジの取り出し
まずはカートリッジを取り出します。下の画像の赤い矢印の方から指で押し上げると簡単にロックが外れます。

ロックを外すと下の画像のようになるので、後はカートリッジを取り出すだけです。

取り出したカートリッジを見てみると中の錠剤がほぼ無くなっているいるのが分かりますね。

カートリッジの取り付け
そしてこちらが取り換えるカートリッジです。こちらの商品は単体でも使用できるようにヒモが付いていますが、私には不要なのでヒモは取り外します。下の2枚目の画像の赤丸のツメを押しながらパカッと開けば簡単に取り外せます。錠剤も確認できますね。


後は元に戻していくだけです。特に難しいことはないのでスキップ!

交換が完了しました。撮影せずにササッと終わらせれば3分もかからないと思います。交換も楽で定期的にヌメリをとる清掃もしなくてよくなる、これはオススメできます。ただ、「気になる点」でも記載しましたが、こちらの商品は中央部にゴミが必ず溜まるのでこれだけは注意点ですね。
おまけ
あと1点驚いたことがあるので記載させていただきます。ヌメリ取りを使用する前は、ワンを取ると確認できる排水口のパイプ内が油汚れ等でそれなりに汚れており塞がってしまっている状態でした。半分とまではいきませんが、2~3割ぐらいは塞がっていたように思います。(さすがにお見せするのは恥ずかしいので写真は撮っていませんが)
その汚れがカートリッジを交換した本日に確認したところ、ほとんどとれて無くなっていました!確か約2週間使用した際はほとんど変わっていなかった(塞がった状態)と思うので、キレイになるまでは時間がかかるもののそれでも約1か月でほぼとれてキレイになりました。
いつかは掃除しなければと思っていたのでこれは嬉しい誤算でした。
7.最後に
「ヌメリ取り」という意味では十分に仕事をしてくれる素晴らしい商品でした。
なによりも安いのはありがたいです。使用を開始するときはケース込みで約400円かかってしまいますが、このぐらいの金額ならとりあえず1回だけ使用してみてもいいと思います。
我が家での使用環境になりますが、カートリッジ1個で約1か月、約150円で済むのもお財布にやさしく助かります。1日あたりだと約5円。この金額で定期的な清掃がなくなるなら十分元を取れていると思いますね。
今後ケースの形状を改良してくれることに期待します。