1.ネズミがいる!?

約1年ほど前でしょうか。我が家の屋根裏や壁の中から「カサカサカサッ」とか「カリカリッ」といったような音が聞こえるようになりました。さらには家の中(屋根裏ではなくリビングなどの居住空間)にも出るようになり、タンスの裏や押入れの中にはネズミの糞が見つかるようになりました。

室内の侵入場所と思われるところにネズミ捕獲用の粘着シートを設置して数日間様子を見たところ、見事に捕獲。

ネズミの種類は「ハツカネズミ」だと思います。ネズミの中でも小さい種類ですね。体調は5~6cmぐらい。尻尾まで入れると10cmあるかな?ぐらいです。

私の住んでいる地域は田んぼ畑が多く、ネズミが住み着いたと思われる1年ぐらい前から近所で大掛かりな工事が始まったんですよね。その場所は畑だったので、そこに住んでいたハツカネズミたちが追い出されて我が家に来たのかなと。

ネズミが住み着いているだけでも気分的にイヤですし、何よりも大事な家を破壊されたり、電源コードをかじられると最悪火災になるケースもあるようなので早急に対策しなければと思い、まずは業者に見積もりをお願いしてみることに。

2.侵入経路を探す

駆除業者に見積もりを依頼する前に自分なりにネズミの侵入経路を探してみました。

その結果、外から床下や屋根裏への侵入経路を1か所、床下や屋根裏から室内(居住空間)への侵入経路を1か所発見することができました。

外からの侵入経路がこちら。

我が家はオール電化でエコキュートを使用しておりますが、こちらは浴槽へつながるホースになります。

取り外す前に写真を撮り忘れてしまったので、取り外した後に元に戻して写真を撮りました。そのため最初の画像を見ていただけると分かりますが、鉄板が切れているのが分かると思います。最初の状態のイメージということでご勘弁を。

鉄板を外して思ったこと。

「なんだこれ!?こんなん侵入し放題じゃん!!( `ー´)ノ」

すぐにピンときましたね~。オール電化の工事をした業者はかなりいい加減だったんですよね。

とりあえずの応急処置として使い古しのいらないタオルを詰めておくことに。

それがこんな感じ。

少し雑ですが、数日間の様子見なのでこれで十分です。家の裏手なのでご近所さんからは全く見えませんし。

室内への侵入経路はこちら。

対策前に写真を撮り忘れてしまいました・・・。対策後の写真でなおかつ、汚くて申し訳ないのですが、こちらは柱の背割り部分になります。こちらが床下や屋根裏と繋がっているようで、この中へネズミが入っていくのを家族が目撃しています

背割りとは・・・木材にあらかじめ加工して入れた割れ目のことを言います。

なぜ必要か・・・木材は乾燥によって収縮したりと変形する性質があります。無加工のままですと四方へ割れが生じてしまいますので、あらかじめ背割り加工をしておくことで木材の割れを防ぐ効果があるようです。

詳しくは「柱 背割り」などで調べていただくと、さらに詳しく解説してくださっている方々がいらっしゃるのでそちらをご覧になってください。

我が家には背割り加工をしてある柱が見える位置に2本ありまして、手前の1番広い横幅を測ったところ、「17mm」と「21mm」でした。赤い矢印の長さです。奥に行くにつれて細くなっていきます。

「17mm」の柱がある部屋にはネズミが入ってきた形跡がなく、「21mm」の柱がある部屋のタンスの裏などにはネズミの糞などがあるため間違いなさそうです。

ちなみに、ハツカネズミは1cm以下の隙間でも通り抜けられるらしいです。

3.業者に見積もり依頼

業者に相談するにしてもどこの業者に相談していいか全くわからず、とりあえずネットで調べることに。

「〇〇市 ネズミ駆除」といった感じで調べ、よさそうな害獣駆除業者2社にネットより見積り依頼をしました。

駆除業者A

電話での対応はとても好印象で、親切丁寧。しっかりとした会社だなと思いながら、見積もりをしてもらう日程を決めました。

見積もりに来てもらう2日前にも確認の電話があり、当日の予定時間の1時間前ぐらいにも確認の電話がありここでも好印象。

業者の方が到着して早速家の内外を見ていただきました。時間にして30分ぐらいでしょうか。

その後見積もりを作成していただいたところ・・・。

その金額はなんと、約40万円。私は、お願いするからには妥協はしたくなかったのでかなりしっかりとしたプランで見積りをお願いしています。金額が高いのはそのためです。細かなプランやオプションがあるので、もう少し値段を抑えると30万を少し切るぐらい

前もって口コミを見ていて、多くの方が「値段は高め。」と投稿していたのである程度覚悟はしていましたが、我が家の予算は、高くても20万円、できれば10万円以内だったらいいな、ぐらいだったので予算をはるかに超えてしまいました。

とりあえずその日は、「考えさせてください」といって業者の方には帰っていただき家族会議。

1社だけだと値段の相場も何もわからないので、もう何社か見積もりを取ってもらってから決めよう、となりました。

駆除業者B

問い合わせた翌日に私の携帯に電話がありました。しかし知らない番号だったのと、仕事中だったため出られませんでした。

帰宅してから番号を調べましたが、検索してもヒットせず。ちなみにかかってきた番号は携帯の番号でした。ここ最近はよくわからない営業の電話などの迷惑電話が多々あるため、こちらからかけなおしはしませんでした。

もしその業者Bの方だったら後日また電話をしてくるか、メールを送ってくれると思ったのでそのままにしておきました。

その結果、見積もり依頼をしてから約2か月たちましたが一切の連絡なし。電話もメールもです。

ということで駆除業者Bはやめることに。

駆除業者C

駆除業者C?見積り依頼は2社じゃなかったっけ??と思いましたよね?

実は後日、付き合いのある工務店の方にネズミ駆除のことを相談したところ駆除業者Cを教えていただき、そのあとすぐ駆除業者Cの方から連絡がありました。

ネズミ駆除のことを伝えると、日程を決めて後日家に来て現状を見てもらうことに。

家に来ていただいた当日に、内外をぐるっと一通り見て何か所か怪しい個所を指摘していただきました。

その後、見積もりの話になるのかと思いきや、「ここはこうしておいたほうがいいよ」などのアドバイスをしていただきました。

しかし、私のような素人ではできないこと(敷居が高いこと)があります。屋根裏の殺菌や殺虫です。

屋根裏なので、住んでいる住人はほぼ入ることはないので気にしない方でしたらそのままでいいと思いますが、私自身は気分的にイヤなのでキレイにしたいなと思っておりますし、何よりも家族が気持ち悪くて嫌だというので、屋根裏の殺菌、殺虫は業者の方にお願いすることにして、他の部分は自分で対策することにしました。

屋根裏の殺菌、殺虫はいくらぐらいになりますか?と聞いたところ、「大体ですが、こちらの家の広さだと7~8万ぐらいはかかっちゃうと思いますよ」とのことでした。

ちなみに、最初に見積もり依頼をした駆除業者Aとほとんど変わらない金額でした。

4.駆除業者さんからの指摘

見積り依頼をお願いした際に、駆除業者にここも怪しいよと指摘を受けた場所があるので紹介します。

その場所がこちら

駆除業者AとC、両方からご指摘を受けました。

床下の換気孔ですね。通気口などいろいろな呼び方があると思います。

隙間の幅を測ってみたところ、約7mm。小さめのネズミだと通る可能性があるとのこと。ハツカネズミなら通り抜けられそうですね。

こちらも塞いでいきます。

5.必要なものを揃えよう!

以上の4か所をDIYで塞いでいくわけですが、まず今回の対策に当たって購入したものがこちら。

  • ネズミ捕り粘着シート(駆除用)
  • デスモア トレータイプ(駆除用)
  • ネズミ一発退場 ネズミ忌避剤(くん煙タイプ)(屋根裏などからの追い出し用)
  • ダニアースレッド(室内のノミダニ退治)
  • アルミパンチングメタル(浴槽への穴塞ぎ用)
  • ハッカ油(忌避剤用)
  • 金網付き換気孔(床下換気孔用)
  • 防鼠コーキング剤(ネズミが嫌がる素材、臭いらしく寄ってこなくなるらしいです)
  • シーリング材(床下換気孔取り付け用)
  • 100均の小さめの容器(ハッカ油を入れる容器)

以下、商品の写真です。

ネズミ一発退場は使用して処分してしまったため説明書のみになってしまいました。

シーリング材に関しては、使用用途が外壁や屋根など屋外での使用を推奨しているもの、または耐候性のものがいいと思います。近所のホームセンターなどで1000円しないぐらいで売られていると思いますので1度手に取って見てみるのもいいと思います。

他に家にあったもので使用したもの

  • 木材
  • 結束バンド
  • ビニールテープ
  • 手鏡

他にも、のこぎりなど細かく書くとキリがないのでこれぐらいにしておきます。

6.施工の順番

実際に侵入口を塞いていくわけですが、何も考えずに手あたり次第塞いでいくと、屋根裏などにネズミを閉じ込めてしまうかもしれませんので順番を考えて施工していきます。

私が実際に施工した順番がこちら。

  • 室内の柱の背割りを塞ぐ
  • 床下換気孔を2か所はそのままにして残りを塞ぐ
  • 塞いでいない床下換気孔周りや浴槽へのホースの周りに粘着シートとハッカ油で作った忌避剤を設置
  • 屋根裏に「ネズミ一発退場」を使用してネズミを追い出す。
  • 浴槽へ繋がる穴をアルミパンチングメタルで塞ぐ
  • 床下換気孔の残り2か所を塞ぐ
  • 戻ってくるネズミがいるかもしれないので、浴槽へ繋がる穴の近辺に粘着シートと忌避剤を設置

こんな感じで進めました。室内への侵入経路を塞いだ後(❷以降)でしたら、その後はいつでもダニアースレッドを使用できます。

私は❶の直後に使用しています。少しでも早くノミダニ退治したかったので。

ダニアースレッド使用後は室内をしっかりと換気して掃除機がけや雑巾がけなど丁寧に掃除しました。

とても気分がいいですね。

7.各施工内容の詳細

施工内容の詳細を説明していきたいと思います。

背割りを塞ぐ

まず背割りを塞ぐのですが、家に転がっていた木材を切ったり削ったりして楔のような形にして、シーリング材で固定しました。作った木材の写真を撮り忘れてしまいました。

後日、木材に線を引いてみました。こんな感じのイメージです。

こんな感じの木材を4個作ります。

1本の柱に、床と天井の2か所に穴があり、その柱が2本あるので合計4個になります。

奥行きと入り口部分の幅を測って線を引き、のこぎりを使用して大まかな形にします。そこからの微調整はヤスリを使用して少しずつ削っていき、背割りの中にあてがって干渉している部分があればそこを削り、再度あてがってまた削り・・・を繰り返していきます。

かなり疲れました・・・。作成しているものが小さいので、ヤスリで削るにしても変な力が入り腱鞘炎になりそうでしたよ。

作成した木材にシーリング剤を塗って背割り部分に差し込んだ画像が、「室内への侵入経路はこちら」でも紹介したこちらの画像になるわけです。

合計4か所こんな感じで塞いで完了!!これで室内にネズミが来なくなると考えると非常に嬉しくなりますね。

床下換気孔を塞ぐ

続いて床下換気孔を塞いでいきます。

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取り付け方は簡単。金網付きの換気孔を現状の換気孔にあてがって、周りにシーリング剤をたっぷりを付けて終わりです。本来の取り付け方は、コンクリート内に埋め込むのだと思いますが、さすがにそこまではできないのでシーリング材で固定して終わりにします。外れてきたらまた付ければいいんです!!

ビフォーアフターがこんな感じ。

アップで。

少々雑で完全に塞がっていない所もありますが、目的は防水ではなくネズミの侵入防止なので問題ないでしょう。

ちなみに換気孔や取り付ける周辺にマスキングをしたほうがきれいに仕上がりますが、すべてマスキングテープで養生するとかなりの時間がかかってしまうので途中でやめてしまいました。

我が家は床下の換気孔が全部で19か所あるので、まずは17か所にこちらの金網付きの換気孔を取り付けていきます。

ちなみにですが、こちらの施工を業者にお願いした場合の費用ですが、駆除業者Cは1か所で4000円ぐらいかかってしまうとのことでした。19か所だと、76000円!!

駆除業者Aは、換気孔を塞ぐだけでなく外部からの侵入口封鎖全ての金額になるので、完全に同じ条件ではありませんが、約10万円でした。

私が今回購入した「金網付き換気孔」は1個1080円(購入時)で、他にコーキング剤を合計で3本使用しました。

金額をざっくりと計算すると約25000円ぐらいになると思います。

やはり人件費は高いなぁと実感。

塞いでいない周辺に粘着シート、自作の忌避剤を設置

塞いでいない換気孔の真ん中にハッカ油を使用した自作の忌避剤を置き、その左右に粘着シートを設置しました。

自作の忌避剤の作り方は割愛させていただきます。「ネズミ ハッカ油 作り方」などで検索すると出てきますので調べてみてください。

100均で購入した容器に綿などを入れ忌避剤を染み込ませます。これで外回りの準備完了。

ネズミを追い出す!!

ここまで出来たら、いよいよネズミを追い出します。

屋根裏への点検窓から、手の届く範囲に「ネズミ一発退場」を設置します。

「ネズミ一発退場」を使用したら、約1週間ほど放置しました。こうすることで屋根裏などに残っていたネズミは外に出てくるわけですが、そこには粘着シートがあるため捕獲できる予定です。

また、忌避剤を設置しているため新たに内部へ侵入するネズミが来にくくなります。万が一侵入しようとしても粘着シートで捕獲できます。

約1週間放置した結果・・・なんと4匹も捕獲!!

浴槽へ繋がる穴をアルミパンチングメタルで塞ぐ

家の中のネズミをおそらく追い出せたので、次は浴槽へ繋がる大きな穴を塞いでいきたいと思います。

こちらの穴を塞いでいくわけですが、もともとは鉄板1枚で塞いでいたため、段差の部分の横からネズミが侵入していたと思われます。

モルタルやコーキング剤などで穴をしっかりと塞いでもよかったのですが、今回はパンチングメタルを加工してネズミが侵入できないように取り付けしていきます。

あらかじめ鉄板のサイズを測り、少し余裕をもってパンチングメタルを購入。サイズは、200mm×300mmで厚さは0.5mm。こちらを3枚購入しました。

アルミパンチングメタルを次の画像のようにカットしたり曲げたりしました。

こちらを結束バンドと、もともと鉄板を取り付けていたボルトを使用して取り付けていきます。

作業に夢中で途中の写真はありません・・・。完成がこちら。

なかなか満足のいく仕上がりになりました。段差部分も完璧に塞がっています。

少しわかりにくいのですが、ホース周辺のパンチングメタルにはビニールテープを張り付けて、万が一ホースが動いてパンチングメタルに干渉しても傷がつかないようにしてあります。

また、ホースの下側には「防鼠コーキング剤」を入れてあります。

ホースの上側は、応急処置として詰めていたタオルをそのまま使用することにして、また詰めた状態にしてあります。パンチングメタルの隙間から見えますね。

取り付け後に、ホースの周辺に隙間がないか指で確認したり鏡を使ったりして確認しました。

これなら侵入できないでしょう。

残りの床下換気孔を塞ぐ

残り2か所の床下換気孔を塞ぐのですが、作業自体は最初に塞いだ時と同じなので詳しい説明は割愛します。

念のため侵入口と思われる場所に粘着シートと忌避剤を設置

ひとつ前の段階で侵入経路をすべて塞いだため、もう屋根裏や室内に入ってこないはずです。

しかし、中には戻ってきて家の周りをチョロチョロしたりどこか家の壁などをかじったりするネズミがいるかもしれないので念のために粘着シートを設置しておきました。自作のハッカ油忌避剤と一緒にです。

これなら万が一でも安心です。

8.侵入経路を封鎖してその後は・・・

すべての侵入経路を塞いでから約1か月が経ちました。その間ネズミたちがどうだったかというと・・・。

捕獲しています!合計で2匹も!!

マジか~。やっぱり家の周りをチョロチョロしてるんだなーって思いました。なお、現在も粘着シートは設置中でして、まだ様子を見ている段階です。

家の中には侵入していないようで、封鎖してからは家族で誰も室内で姿を見ていませんし、屋根裏や壁の中などから音が聞こえてくるようなこともなくなりました!!

9.今後の予定

今後は、1か月程度ネズミが捕れないようでしたら、粘着シートは撤去するつもりです。

現状、室内にはネズミが出てきていませんが、念のためあと1か月ぐらい様子を見て問題ないようでしたら、駆除業者Cの方に連絡して屋根裏の殺菌殺虫をお願いしようと思っています。

10.ネズミの駆除・防除をやってみての感想

ネズミが住み着いた際はとても不安でしたしどうしたもんかと悩みました。業者に見積もりをお願いした時は40万円ですからね。ホント頭が痛くなりましたよ。

今回の私のケースでは、たまたまDIYという形でほとんど自分で対応しましたが、「何十万円も払って駆除業者に依頼しないほうがいい、ぼったくりだ」と言っているわけではないのでそこは間違えないようにお願いします。

プロの方たちに任せたほうが失敗は少ないでしょうし、何よりも精神面で安心できると思います。「駆除業者というプロに施工してもらった」という事実は残るわけですから。

作業自体は面倒ではありましたけど、難しくはありませんでした。それよりも施工の順番を考えるほうが大変でしたね。ある意味パズルみたいな感じかなと。

私の家に侵入していたネズミは「ハツカネズミ」だと思われますが、YouTubeで見たある駆除業者の方によると、家に侵入してくるネズミは98%以上は「クマネズミ」らしいです。

そう考えると、我が家のケースは稀なパターンですかね?

11.かかった費用

さぁ、みなさんが気になっている費用を紹介したいと思います。

あまり細かく記載していくとキリがないので「5.必要なものを揃えよう!」で紹介したものをメインで記載していきます。

  • ネズミ捕り粘着シート 1097円 3個 実店舗
  • デスモア トレータイプ 822円 実店舗
  • ネズミ一発退場 770円 3個 楽天
  • ダニアースレッド ノンスモーク 3個入りを2セット 4503円 楽天
  • アルミパンチングメタル 594円 3枚 送料200円 楽天
  • ハッカ油 スプレー付き 200ml 2380円 楽天
  • 金網付き換気孔200×400 1080円 19枚 楽天
  • 防鼠コーキング剤 300ml ガン付き 3980円 楽天
  • 100均の入れ物 110円 3個 セリア

シーリング材は3本使用しましたが、すべて別のメーカーになります。

  • ボンド ガン付き 2200円 楽天
  • DCM 620円 実店舗
  • セメダイン 822円 実店舗

3本目のセメダインのものは半分以上余っています。

以上のものを合計すると、43760円です。

ただ、この金額には駆除業者Cにお願いする「屋根裏の殺菌殺虫」が含まれていません。この金額を8万円とすると、

すべてにかかる費用は123760円になります。

屋根裏を気にしなければ5万円でおさまっていますね。

駆除業者Aに依頼していたら40万円だから・・・約28万円の節約になりました!!!

まぁ駆除業者の方たちとは、施工している内容や質が違うと思うので完全に同じ条件ではないと思いますが、それでも28万円はデカイ!!

物価が高くなり色々と節約しなければいけない昨今なので、DIYでコツコツと節約していきます!

以下の文章は後日追記分です。

12.約4か月後

DIYで侵入防止対策から約4か月が経ちましたので対策後がどんな感じなのかお知らせしたいと思います。

まずネズミですが、家の中には侵入していないと思われます。対策してからは私も家族もネズミの姿を見ていませんし、屋根裏のカサカサ音も1回も聞いていません。この点は一安心ですし、対策としては大成功だと思います。

家の周りの粘着シートは現在は撤去しています。侵入経路を塞いでから約1か月は粘着シートを設置していましたがネズミが捕れたのは最初だけで、追加で撮れることはなくなったためです。季節が真冬になったことも関係あるかもしれないので、暖かくなってきたらまた1か月程度設置してみる予定です。

屋根裏の殺菌殺虫ですが、結局施工していません。当初は清掃してもらわないと気持ち悪くて嫌だったのですが、ネズミがいなくなってしまったらあまり気にならなくなり、反対に殺菌殺虫に7~8万払うことに躊躇してしまっています。「それなら追加でお金を出して白アリ対策をしてもらおうかな」なんて考えています。

13.追加の対策

ネズミの侵入対策をしていた時の事なのですが、自宅の敷地内でイタチを見かけたことがあり逃げるイタチを追いかけたところ、エコキュートのタンクの下に入っていくところを目撃しました。他にもネコのようなイタチのような糞を見かけたことも2回あります。

当初はイタチが中に入った時点で諦めて特に気にすることもなかったのですが、つい最近になってふと内部が気になってしまったのでできる範囲で内部の確認をしてみようと思いました。

上の画像1枚目の左右の黒いネジを外すと、見えている前面パネルがガバッと外れます。下の画像が外した所です。こちらの下部から上部へは完全に塞がれていて登れないようになっていたので見えている範囲のみ点検していきます。

パッと見た限りでは普通で異常なしに見えますが、角度を変えたりして隅々までよく見ると・・・

あっ!!?ホースの周りのスポンジがボロボロになっているではありませんか!!これはイタチではなく、おそらくネズミの仕業かな?

ちなみにこのエコキュートは2~3年前に買い替えたばかりなので、経年劣化でボロボロになったとは考えにくいと思います。経年劣化であれば他の場所のスポンジも劣化しているはずなので。

イタチを追い払いつつもネズミも追い払えるものはないかなと、近所のホームセンターで害獣害虫駆除コーナーをフラフラしていたところ以下のような商品を発見したので試してみようと購入。1500円ぐらいでした。

なにやら煙の臭いで動物を本能的に寄せ付けないようにするみたいです。開封してみるとスミのような煙のような臭いがして効果がありそうな気がします。1個あたりのサイズはおおよそ3cm×4cm

こちらを先ほどカバーを外した中に1個設置し、他にも糞を見かけたあたりにも3個設置しました。

設置した周囲にはしっかりと臭いがして、パッケージ裏の説明文のように臭いのバリアを張っているようです。ちなみに、手に付くと臭いがなかなかとれないので素手は厳禁です。洋服に付いても大変なことになりそうです。

こんな感じで追加で対策をしましたが、家の中だけを対策しても終わりではないのでそこが面倒な所ですね。引き続き注意しながら経過観察をしていきたいと思っています。