我が家には車庫があり、中には家族の車が入っています。
この車庫が、長い時間雨が降ったり短時間でも雨量の多い雨だと雨漏りするんですよね。かれこれ5年以上前から雨漏りしていますが、まぁいいかってな感じでずっと何もしていませんでした。
雨漏りで特に困っているわけではありませんが、雨漏りしないに越したことはありませんし、自分で修理できるならやってみようかなと思って、とりあえず雨漏りの原因を探ってみることにしました。
1.現状確認と漏れる場所の予想
現状はこんな感じです。それなりの量の雨が降るとボンネットの中央にポタポタ落ちてきます。

濡れているボンネットの真上を見上げると、漏れている場所の予想ができます。


雨漏りしている時にしばらく見ていた時もありますが、ハッキリと場所は特定できず。ただ、矢印のボルトとボルトから上側のトタンの継ぎ目が湿っているように見えたのでこの2か所のどちらか、もしくはこの2か所両方が雨漏りの原因ではないかと思っています。1枚目の画像の赤丸を見るとボルトから雨がつたっていたのが分かりますね。
ちなみに屋根は傾斜が付いており、上の画像でいうと上側のほうが高くなっており、下にいくにつれて低くなってます。
2.屋根に登って確認
実際に屋根に登って確認してみました。
まずはボルト周辺を見てみると、早速怪しい穴を2か所発見。赤丸部分です。赤矢印も怪しそうですね。可能性は高めな気がします。


次にトタンの継ぎ目と屋根の先端部分を見てみました。継ぎ目はそれほど問題ないように感じます。先端部分は赤矢印の所から雨が入ってきそうな感じはありますが、ここから雨が侵入すると車庫内への漏れ方が少し違ってくるような気がするんですよね。こっちの2か所は可能性は低めかな。


ということで、ボルト周辺のコーキングが劣化して剥がれてしまい、その穴から雨が侵入して雨漏りしたのではと予想しました。
「ならば穴を塞いでしまえ!」ということで近所のホームセンターへ行き、下の画像の「変成シリコーンシーラント」というものを購入してきました。商品名の横に「外壁・内装・屋根などの目地・継ぎ目補修に」と記載されているのでバッチリでしょう。そんなに量は要らないのでこのようなハンディタイプはとても助かります。これでも多そうですが。

3.穴塞ぎ施工開始
施工中の画像はありません。施工と言ってもひたすら塗って伸ばして塞ぐだけですからね。施工前に硬めのブラシで表面を掃除はしています。塗装が劣化していて触ると手に付くので、そのまま塗ると密着が悪くてすぐに剥がれてしまいますからね。
塗る際は家にたまたまあったヘラは使用しました。
まずはボルト周辺から。ちょっと盛りすぎ感はありますが(笑)、余っても捨てちゃうだけなのでこれでもかと盛っておきました。


こちらは先端部分と継ぎ目です。ボルト部分に比べると控えめに見えますがしっかりと盛ってます。ボルト周辺もですが、屋根の上で普段は全く見えない所なので結構テキトーに仕上げてます。雨漏りしなければいいんです!



完了です!後は雨が降るのを待つのみ。
4.施工後
施工してから約2か月半が経ちました。その間にそれなりに雨が降ったので本来なら雨漏りしているのですが、結果がどうなったかと言いますと・・・・・全く雨漏りしていません!!完全になくなりました!!
1回だけではなく何回か雨が降りましたがその度に確認してもボンネットは塗れていませんでした。これは修理成功ではないでしょうか。結局、雨漏りの原因がどこなのかは分かりませんが、屋根の上から見た感じではボルトのコーキングだと思われます。
でも1発で直ってよかったなと思いました。これでも漏れてきたら他に見当が付きませんからね。こんなにあっさり直るのならもっと早く直せばよかった(笑)
最後に一つだけ注意点を。屋根に登る際は細心の注意を払いましょう。落ちたらシャレになりませんからね。安全第一で。