10月6日の19時16分、メールは突然送られてきました。

「えっ!?これって・・・。」と、しばらく固まったのを覚えています。
審査に出した時は、承認されるなんて思ってもなくて「とりあえず審査に出しとこー。」ぐらいの軽い気持ちでした。それがまさか合格するなんて・・・。
そんな私のブログの開設からアドセンスの審査が通るまでの道のりを簡単ではありますが紹介していきたいと思います。
今まさに審査が通らなくて悩んでいる方、これから審査に出そうと思っている方、これからブログを開設してゆくゆくはアドセンスの審査に出そうと思っている方たちのお力に少しでもなれたらと思います。
1.ブログ開設から合格まで
まずはブログ開設から全10回の審査を依頼した日付、審査に落ちた日付、その際の記事数の紹介をしていきます。
- 2024年10月28日 ブログ開設
- 2024年10月29日 ブログ記事初投稿
- 2024年11月16日 1回目審査依頼 11記事
- 2024年11月25日 1回目審査落ち
- 2024年12月8日 2回目審査依頼 22記事
- 2024年12月17日 2回目審査落ち
- 2024年12月26日 3回目審査依頼 9記事
- 2025年1月4日 3回目審査落ち 12記事
- 2025年1月19日 4回目審査依頼 12記事
- 2025年1月28日 4回目審査落ち
- 2025年2月5日 5回目審査依頼 11記事
- 2025年2月12日 5回目審査落ち
- 2025年2月20日 6回目審査依頼 28記事
- 2025年2月28日 6回目審査落ち
- 2025年4月1日 7回目審査依頼 32記事
- 2025年4月10日 7回目審査落ち
- 2025年5月11日 8回目審査依頼 35記事
- 2025年5月18日 8回目審査落ち 36記事
- 2025年8月4日 9回目審査依頼 53記事
- 2025年8月14日 9回目審査落ち 54記事
- 2025年10月4日 10回目審査依頼 60記事
- 2025年10月6日 合格!! 61記事
途中で記事数が極端に増えたり減ったりしているのは、審査依頼した際に非公開にしたり非公開の記事を公開したりしたためです。
基本的に審査は1週間程度でしたが、9日が多くなっていますね。そして合格の時は2日と、とても短いのが特徴です。審査に依頼した後は最低でも1回は記事を投稿するようにしていました。こんな感じになります。次の項目ではもう少し詳しく説明していきます。
2.各審査で落ちた後にやったこと
次は審査を依頼する前に私がやったことを記載していこうと思います。今見返すと、「多分これは関係ないな・・・」というものが多いのですが、とりあえずはそのまま記載して、やってよかったこと、やっておいて損はないだろうということはピンクでマーカーし、「多分関係なかったかな・・・」とか「これは問題ないな」ということはイエローでマーカーしていこうと思います。不明なことやどっちでも良さそうなことは特にマーカーはしません。
あくまでも私の予想でしかなく、真実はGoogleしか分からないことなのでその点をふまえて読んでいただけたらと思います。
1回目、2回目の審査前
1回目、2回目は記事数を増やすことに力を注いでいたため最低限の事しかやっていませんでした。プライバシーポリシーやお問い合わせの設置など。色々と調べて変更をしていったのは3回目から。
3回目の審査前
3回目の審査依頼前にやったことは以下の通りです。
- 質の低いと思われる記事をインデックス削除(PVが少なかったり、検索してもすぐに出てこない記事)
- ネズミ対策の記事内のネズミの画像を削除
- 内部リンクを追加
- 外部リンク削除
- アフィリエイト削除
- プライバシーポリシー修正
- ads.txt(アズテキスト)設置
イエローのマーカー3点はやらなくてもよかったと思います。ただ、外部リンクは多すぎると審査に不利になる可能性があるかと。さらに、安全な公式のページにしておいた方が無難だと思います。有名なメーカーのホームページなど。
ピンクのマーカーはいずれも必要なこと、やって損はない事ですね。特に説明は不要かと。
「ネズミ対策の記事内のネズミの画像を削除」というのは、最初は粘着シートに捕獲したネズミの写真を撮り、該当するページに写真を掲載していました。苦手な方のことを考慮してクリックしないと見れないようにしていましたが、【Google パブリッシャー向けポリシー】の「動物への残虐行為」に該当する可能性があるのでは?と思ったため削除しました。
4回目の審査前
4回目の審査依頼前にやったことは以下の通りです。
- ヘッダーメニューにプライバシーポリシー追加
- アフィリエイトリンク追加(2個)
- サイトマップを作成し、ヘッダー、フッター、サイドバーに追加
- ネズミ対策の記事を非表示(記事が長すぎるので)
- ゲームの記事を非表示
- ヘッダーの「ゲーム」を削除
- サイドバーのアフィリエイトリンク削除
- 「自己責任」や「責任を負いかねます」の文言を削除
- 固定ページの広告を非表示
- プライバシーポリシーの見直し、修正
- サイドバーに固定ページを追加
- ヘッダーメニューに「HOME」追加
- フッターにサイドバーと同様の内容を追加
イエローのマーカーは全てやらなくてもよかったことですね。
ピンクのマーカーはほとんどがやって損はない事かと思います。特にサイトマップ作成。
「自己責任」や「責任を負いかねます」の文言は、とらえ方によっては無責任になるのでは?と思ったため削除しました。「サイドバーに固定ページを追加」と「フッターにサイドバーと同様の内容を追加」はやってもやらなくても特に影響はなさそうです。「サイドバーに固定ページを追加」はあって損はないかな?程度ですかね。
5回目の審査前
5回目の審査依頼前にやったことは以下の通りです。
- 各記事の「オススメ」のような表現を削除、文言を変更
- Google等で検索しても出てこない記事、順位の低い記事を非表示にした
- 各記事にアフィリエイトリンク追加
- 再審査依頼後、運営者情報やプライバシーポリシーなどの固定ページの自動広告を除外ページにした
- 再審査依頼後、広告のプレビューで誤クリックの誘発がないかすべての記事をチェック
イエローのマーカーはやる必要はありませんでしたね。
ピンクのマーカーはどちらでもいいかな~といった感じ。【再審査依頼後】というのは、審査の依頼をしないと広告のプレビューを確認できないためです。
【各記事の「オススメ」のような表現を削除、文言を変更】は難しいところですね。あまりにも露骨な表現や誘導はNGだと思いますし、せっかく気に入ったものや本当にオススメできるものを紹介しているのに、そのことについて何にも触れないのも違和感があると思いますし。日本語の難しいところですね。
6回目の審査前
6回目の審査依頼前にやったことは以下の通りです。
- 非公開にしているゲームの記事でPV数の多い記事をいくつか公開
PV数が多い記事だったので、もっと早く公開するべきでした。
9回目の審査前
9回目の審査依頼前にやったことは以下の通りです。
- 非公開のゲームの記事を全て公開
ある意味開き直りで全ての記事を公開しました。サイト全体のPV数は増えたのでどちらかと言えば公開してよかったかなと思いますが。
審査後半は定期的な投稿のみ
6回目以降は特に何もやっておらず、定期的に記事を投稿して適当なタイミングで審査の依頼を出していただけです。
ちなみに全9回審査に落ちましたが、全て同じ内容でした。

よく目にする、「有用性の低いコンテンツ」ですね。ザックリすぎて困るやつです(笑)
3.Googleアドセンス合格に必要だったこと(私のブログの場合)
PV数は大事
まず大前提として、
- 独自ドメインの取得
- 通信をSSL化
- お問い合わせフォーム設置
- プライバシーポリシー設置
- Googleアドセンスポリシー、Googleパブリッシャー向けポリシー遵守
- 一定数の記事を公開
この辺りは最低限必要になります。細かく言うと他にもあるかと思いますが、このような最低限必要な内容に関しては今回の説明では省かせてもらいます。
多くの方が審査に落ちる原因として、私と同じ理由「有用性の低いコンテンツ」ではないかと思っています。表現がザックリ過ぎるので非常に分かりにくいと思います。
「有用性の低いコンテンツ」は大きく分けて2つの理由があると思っています。一つ目は「内容が薄い、他の方が多数記事にしている」二つ目は「内容は独自性があって問題ないがPV数が少ない」です。
当ブログでいいますと、単純にPV数ではないか?と思いました。自分が投稿している各記事を、アナリティクスやサーチコンソールなどを参考にして、実際に検索されているワードで検索してみるとPV数の多い記事は検索上位に出てきていました。1番目に出てくる記事もちらほらと。このような記事が多数あれば内容は問題ないと予想していました。
そして、8月ぐらいまではブログ全体の1日あたりのPV数は100~200ぐらいだったのですが、9月からは300~500ぐらいになっており、ジワジワと数字が増えてきていることを実感していました。
8月4日に9回目の審査を依頼した際は落ちていますが、10月4日に10回目の審査を依頼したら合格しました。この間の違いというとPV数ぐらいしかないんですね。ちょうど2か月後になっていますが、特別なことは何もしていません。定期的に新しい記事を投稿していただけです。
アフィリエイトリンクについて
アドセンスの審査に不利になる、ないほうがいいものの例としてアフィリエイトリンクがありますが、私は10月4日の審査依頼の時点で約50個のアフィリエイトリンクがありました。その状態で審査を通過しています。そのため、アフィリエイトリンクがあると審査に通らないということはありません。
ただ1点注意してほしいのは、記事数、文字数とアフィリエイトリンクのバランスですね。私の場合だと審査依頼時に記事数は60ありました。記事数が多くなればリンク数が多くなるのは当然かと。これがもしも10記事しかないのにリンクが50個もあると審査に不利になる可能性があります。もしくは、ある記事は1000文字程度でそれほど内容が有益ではないとします。そのような記事に5個も10個もアフィリエイトリンクがあると少し怪しくなってきますよね?
このような細かい部分まで考えると、「アドセンス審査時にはアフィリエイトリンクは外したほうがよい」となるんだと思います。すべてのブログで審査に通らない理由は同じではありませんし、細かい部分までは分かりません。多くの方に見ていただく側としては「アドセンス審査時にはアフィリエイトリンクは外したほうがよい」と記載しておいた方が間違いがありませんからね。ある意味間違いではないと思います。
そもそもGoogleアドセンスの審査の方法や基準など細かな部分が数年前と変わってきている可能性もありますからね。
4.Googleアドセンスに執着しすぎないように!!
アドバイスというか気持ちの持ち方なのですが、Googleアドセンスに執着しすぎないことも大事になってくるかと思います。あまり執着しすぎると精神的に辛くなってきて嫌になってきますし、簡単なことも見えなくなったり分からなくなってきます。実際に私もそうでした。「できること、考えられることは全て対策したのに何で審査に通らないんだろう?」と。
私の場合はブログ開設の2か月後ぐらいからアフィリエイトの報酬がありましたので(極わずかですが)、一旦アドセンスの事を深く考えないようにして、とりあえずは定期的に新しい記事を投稿して自分のブログを育てていくことにしました。そのため7回目以降の審査依頼は1~2か月ぐらい間が空いているんですね。アドセンスの審査の事を忘れている時があったぐらいですから。
ある時ふと、「そろそろアドセンスの審査に出してみよー」ってな感じで思い出したかのように審査の依頼をしていました。
5.最後に
今回の記事の内容はあくまでも私のブログでのお話になります。当てはまる方もいれば全く当てはまらない方もいるかと思います。
そのため、私のように「こうやったらアドセンスの審査に合格しました」という記事を出している方が多数いますので、そのような記事をたくさん見て色々なパターンを調べてみることも大事になってくるかと思います。私もかなりの数の記事を参考にさせていただき、色々と試行錯誤してきました。そうすることで今の自分のサイトに何が足りないのかが少しずつ見えてきます。
アドセンスの審査に通るととても嬉しくなりテンションが上がります。やる気もかなり出てきます。ぜひこの喜びを味わってほしいので、この記事を読んでいただいている方が少しでも早くアドセンスの審査に合格することを応援しています。