今回はカングーのテールランプの交換をしていきます。交換のやり方自体はとても簡単なのですが、車体へ固定しているピンが曲者でして、結構固いんですよね。さらに外し方が悪いとテールランプ本体を割ってしまいます。・・・ええ、私も割りましたよ(汗)

そんな被害者?を少しでも減らしたいので自分なりのやり方や注意点・今後の対策を紹介していきたいと思います。

1.使用する工具・道具

最低限欲しい工具は【トルクスドライバー T-20】のみです。150mm程度のそこそこ長いタイプがいいです。

他にあったほうがいいものは、

  • マスキングテープ
  • ラジペン
  • 長いマイナスドライバー
  • シリコングリス

以下はテールランプを外す際には必要がなく、別の作業のために個人的に用意したものです。

  • マイクロファイバークロス
  • タッチペン

この中でも【マスキングテープ】と【シリコングリス】は個人的に優先度が高いですかね。

2.テールランプの外し方

ではテールランプを外していきます。テールランプはボルト2本とピン2個で止まっているだけです。

簡単に言うと、ボルト2本を外したらテールランプ本体を後方へ引っ張るだけです。言葉だと一瞬で終わりますが、車両へ刺さっている2個のピンがクセモノでして、結構固いのと、カングーの観音開き、テールランプや車体の形状が微妙なおかげでかなり外しにくいです。雑に外そうとするとテールランプの淵がすぐに割れてしまうんですね。

ということで外していきましょう。まずはバックドアを開けてヒンジ付近にあるボルトを外します。下の画像の赤丸の位置ですね。助手席側だったら蛇腹ホースの上下で覚えましょう。

下の画像の黄丸はテールランプの上のパネルになるので違います。

トルクスのサイズはTー20です。

ドライバーが短いと作業しにくいと思います。できないことはありませんけどね。

ボルトを外したら、必要であればマスキングテープを貼っておきましょう。テールランプを囲うように1周貼るのはもちろんですが、ヒンジに取り付けてあるバックドアストッパーにも貼っておいた方がいいです。マスキングテープを貼らずに作業したら少し傷をつけてしまったので。

以下が作業後のバックドアストッパーです。傷が付いて色が変わっているので分かりますね。編集中に気が付きましたが、ヒンジにも擦れた跡がありますね。やっぱりマスキングは大事です。

もしくはバックドアストッパーを取り外してしまったほうが楽かもしれませんね。バックドアストッパーはラジペンがあれば簡単に取り外せます。取り外す際に地面に落とさないように注意するだけですね。バックドアストッパーを取り外して、ヒンジを覆うようにマスキングするのが1番安全です。

いよいよテールランプを外します。まずはピンの位置を把握しておきます。ピンの位置は下の画像の黄丸辺りです。上の端とスライドレールカバーのすぐ上ぐらいですね。

ネットで外し方を調べると、ボディ側面(上の画像の黄丸辺り)に内張はがしを差し込んでテールランプを少し浮かせた状態で後方へ引っ張る、というような情報をいくつか目にすることができます。私も最初はこのやり方で外そうとしたのですが、内張はがしを差し込みすぎたためかテールランプを割ってしまいました。そのため私はこのやり方では外しません。軽いトラウマですね(笑)

ご自身が作業しやすい外し方がベストですので、この外し方がいい場合はそれで問題ないと思います。

私は下のピンから外していきます。ボルトを外すとテールランプの内側(ボルト側)は結構動くんですね。下の画像のようにテールランプを外側へ動かすと隙間ができます。この隙間へ指を突っ込みます。

下の画像のように隙間へ右手の指を突っ込み、左手でスライドレール付近の側面の隙間へ爪を引っ掛けて「エイヤッ」と車両後方へ引っ張り下のピンのみを外します。この時勢い余って上のピンまで外してしまうと、テールランプの上端やテールランプの上のパネルを割ってしまう可能性があったり、ボディなどを傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。問題なく外せるときもあります。

下側の外れたピンが見えましたね。

上のピンの外し方その1

上のピンは、できるだけピン付近の上側をもって後方へ引っ張ります。この時バックドアが邪魔なんですよね。ちょうど邪魔な位置にあるんですよ。色々と持ち方や体制を変えながら頑張って引っ張ります。私は上のフック付近の側面に爪を引っ掛けて手前に引っ張ったら外れました。バックドアストッパーを外しておくと、この時に親指をテールランプにかけられるので少し力を入れやすくなり楽になります。

上のピンの外し方その2

もう一つの外し方として、長いマイナスドライバーを使うやり方があります。ピンの根元までマイナスドライバーを突っ込んで、こじってピンを外すやり方です。このやり方のデメリットとしてはテールランプのピン付近が少しだけ傷つくことですね。傷はわずかですし、取り付けすれば全く見えないので気にしない人向けになります。ちなみにボディ側はピンの受けになる部品があるので、ピンの受けになる部品が少し傷つくぐらいでボディは傷つきませんでした。

マイナスドライバー先端にマスキングテープやビニールテープなどを巻き付けておくと傷を抑えられるかもしれません。内張外しなどプラスチック製の物でしたら傷を付けずに済むかもしれません。ただ、すき間が小さいので内部まで入るかが問題です。

以下が養生ナシのマイナスドライバーで外した傷です。参考に。

上のヒンジからピンを確認できます。

覗いてみると・・・ピンを発見!

上下のピンが外れたら後はコネクターを外すのみ。このコネクターも固いんですよね。さらに配線が短くて作業がやりにくいんです。指が痛くなるのでラジペンなどを使うのもアリかと。

テールランプを完全に取り外しました!

車両側のアップです。きたね~。それと90度開けた時に止める部品(名称不明)の裏側が錆びてますね。バックドアを開けて塗れる範囲は数年前にタッチアップしていましたが、裏側までは塗っていませんでしたからね。この際、塗れる範囲は塗っておこうと思います。

ここで外したテールランプのピンを見ていただきたいのですが、次回以降少しでも取り外しやすくするためにピンにシリコングリスを塗っています。

あらかじめ塗っておくことで、取り外しがかなり楽になります。ちなみに私が紹介したテールランプの外し方とピンにシリコングリスを塗ることはディーラーの方に教えていただきました。

3.テールランプの取り付け

テールランプの取り付け前に車両側をキレイにしておきます。このタイミングじゃないとキレイにできませんからね。

キレイになりました!ホントは蛇腹ホースもキレイに掃除したかったのですが、面倒&暑かったのでやめました(笑)

タッチアップも完了!数年前に塗った時はつや消しブラック、今回塗ったのはトヨタの202ブラックなので色が全然違いますが、私としては見えない所なので問題ありません。

取り付ける新品のテールランプです。

取り付ける前に、フックにシリコングリスを塗っておきます。使用するシリコングリスは以下の物です。ホームセンターで購入しました。

ノズルも付属していますが、ノズルは使用せずに下の画像のようにピンへ突っ込みます。

そうすることでちょうどいい具合にグリスを付けることができます。

後は車両へ取り付けるだけなので簡単です。まずはコネクターを忘れずに取り付けて~

上下のピンの位置が合っているか確認します。

合っていたらグッと押し込んでピンを取り付けます。

後はボルトを締めたら完成です!

取り外しの緊張感や苦労と比べると、取り付けはとても簡単です。位置合わせの際にヒンジやボディに傷をつけないか気を付けるぐらいです。

4.取り付け後

できればコネクター接続時に点灯確認を忘れずにやっておいた方がいいです。もしも点灯しないと2度手間になってしまいますからね。

それから1点気になることが・・・。

それはテールランプの下側の隙間が狭いんですよねぇ。かなりギリギリです。

右側を見てみるとそうでもありません。少し広いかちょうどいいぐらい。

何故?フックの位置やボルトの位置で調整なんてできないし。・・・まぁいっか!考えても仕方ない。ルノーだし。

外したテールランプです。

外側は全く問題なく異常ありません。

内側も問題ないのですが、ちょっと気になることがあって。

それは上側のピンの根元部分にヒビが入っているんですよね。

こちらは中古で購入したのですが、購入時からでした。商品説明文にも記載がなく、家に届いて一通り傷や破損がないか確認していたら発見しました。幸いピンのグラつきは全く問題なく普通に2~3年ほどは使用できていましたが、ずっと気になっていたので新品に交換したわけですね。スッキリしました!

このテールランプは予備として持っていることにしました。

カングーのテールランプの取り外しは、やる事自体はとても単純で簡単なのにピンが固いととても大変になります。私が紹介したやり方でうまくできる方もいれば、うまくできない方もいると思います。外し方はみんカラ等でもたくさん載っているので色々な方のやり方で試してみて、作業者や自分の車両にあう外し方がベストだと思うので色々試してみてください。

ちなみに純正新品のテールランプは約23000円でした。(2026年7月の時点)

3~4年前にディーラーで調べてもらった時は17800円だったので、そこそこ値上がりしています。可能であれば予備として1個は所有しておきたいですね。助手席側は今回外したものがあるので、運転席側はヤフオクで探して購入しておこうかな。